
主祭神 猿田彦大神(さるだひこおおかみ) 【中央本殿】
拝祀神 山根彦神(やまねひこのかみ)【摂社左殿】
学業成就の神
山根彦神(やまねひこのかみ)様は、千勝大神様の直接の随神として、摂社左殿(向かって右)に鎮座されています。
山根彦神様は、私たち人間の願いや祈りが、大神様により強く届きますよう、また大神様の御神徳を人間が支障無く受けられますよう、教え導いてくださる仲立神でございます。
加えて学問の神・知識の神・教育の神としての御神徳が顕著で、試験合格・学業成就・人間育成を願う人々の崇敬が絶えません。
拝祀神 八栄根彦神(やさかねひこのかみ)【摂社右殿「祖霊浄魂社」】
摂社右殿「祖霊浄魂社」の守護神
摂社右殿は「祖霊浄魂社」(それいじょうこんしゃ)と称し、霊界浄化を目的とした、いわば“祖霊神(おやがみ)様たちの修行の場”となるお社として建立されました。この地の合戦で果てし御霊や、崇敬者やそのご縁のある方の御霊、東日本大震災の御霊など、多くの御霊神様たちをお祀りしています。
八栄根彦神様は、山根彦神様に次ぐ千勝大神様の随神であり、祖霊浄魂社で修行を重ね高きを目指す祖霊神様たちを導く神様としてお祀りされています。
沿革

築600年以上の旧御本殿
当神社は、第二十五代武烈天皇の壬午の歳(502年)に、筑波山の西方、常陸と下総の国境に、大神様を奉斎されたと伝えられております。
社伝によると、その土地の人々が、度重なる水害に困り果てていたところ、大きな白鳥に乗られた大神様がご降臨され、治水して下さいましたので、農作物も豊かに実り、平安を取り戻す事が出来た、とございます。その時より奉斎されましたが、国境の改修等により、幾度か鎮座地も移され、応永32年(1426年)に、現在の茨城県下妻市坂井の地に奉斎され、以来今日に至るまで、遠近より大神様の御神徳を仰ぐ崇敬者が絶えません。

■下妻社:茨城県下妻市坂井38-1

毎月23日 11:00より月次祭挙行・御祈祷受付
※11月23日 11時 例大祭挙行 大祭祈祷受付