6月1日・2日 アートギャラリー開催のお知らせ

神社境内の休憩所「陽光館」において、アート作品の展示会を開催致します。フランス人カリグラフィー作家の方と日本人の銅板画家の方のコラボで、「平和」を題材とした展示会です。ハーブティーなどもご用意されるようですので、参拝の休憩ついでにお気軽にお立ち寄り下さい。詳細は以下の通りです。
※この展示会に関するお問い合わせは、「ももせいずみ氏」までお願いいたします。
メール:izoomimomose@gmail.com
ホームページ:http://izoomi-m.com

「カリグラフィと版画の対話」
ひびきあう想い
―Résonance―

令和6年6月1日㈯、2日㈰ 10時~16時
千勝神社境内休憩場「陽光館」にて

アーチスト紹介

クレール・マラン氏(ヘブライ文字カリグラフィアーティスト フランス在住)
■IZOOMI byももせいづみ氏(土と銅の版画アーティスト 東京在住)

お二人は、2022年にフランスブルゴーニュで、2023年にパリのギャラリーでアートコラボレーションを開催。
今回、日本に場所を移して「平和」テーマに、3度目のコラボレーションを行います。
日仏と海を越えてひびきあう二人の感性をお楽しみください。

イベント内容

◎アーティストの作品を展示
◎フレンチアートカフェのような、フランスのハーブティやビスケットなどをご用意
◎紛争地域の女性の自立を目的に作られている刺繍などのグッズの販売
◎アートパフォーマンス
※クレール・マラン氏が旧約聖書の一章8節をヘブライ語で書き綴ります。日本では「ソロモンの雅歌」と呼ばれるこの文は、壮大な愛と平和を謳う詩であり、それに対する挿絵をIZOOMI氏が描きます。
【実施時間:6/1㈯14時-16時 6/2㈰10時-12時・14時-16時】

【お二人からのメッセージ】

クレール・マラン Claire Marin

「私はカリグラフィー、文章、絵画、演劇という異なる芸術表現を通じて、世界と人生についての私のビジョンを表現しています。ブルゴーニュで私は毎日、エジプトの象形文字から直接派生したアルファベット、私たちの言語の起源であるヘブライ文字に取り組んでいますが、これは肉体と精神の鍛錬でもあります。
私自身のルーツと深くつながるこの言語を選んだのは、私たち人間の源泉を探るためでもありました。
わたしたちは互いを受け入れ、理解し、語り合い、互いのために場所を作ることを学ばなければならないのです。
ヘブライ語では「顔」は常に複数形です。このように、世界はいくつもの顔が存在しています。
平和とは、私たちを取り巻くこの世界はすべてひびきあい共鳴しているのだ、という内なる認識から始まるのです。」

IZOOMI byももせいづみ

「私は人生の前半を文章を書く仕事に費やしてきましたが、「ことば」という手段を失った時、人は何から学び、どうやって通じ合うことができるのかについても、長いこと考えてきました。その後表現手段のひとつとして、銅を土に埋めるプロジェクトを始めました。
土は、あらゆる生物の堆積であり、歴史や記憶を内包する場です。銅は、自然のさまざまなエッセンスに反応して、時間をかけて模様を刻んでいきます。その模様を版画の手法でプリントすることに、この数年私は取り組んでいます。それは言葉を介さない土の物語であり、いのちのかたちとも言えます。
私たちは丸くつながった同じ土の上に住み、最後は土に戻る同じ存在です。クレールとのコラボを通して、言葉や国の違いの根元にある人々の『ひびきあう想い』を、探してみたいと思っています。」





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