「志高行とは」
神社社殿において、一泊二日の行を行ないます。大神様の御神力に見守られ、先人たちによる長い歴史に培われた千勝神社の行は、例え短い時間であっても、大神様に真っ直ぐに心を向け精進すれば、必ず得るものがあります。誰のためでもなく、自分自身の成長の機会として、ご参加をおすすめ致します。
一、坐行(瞑想)に取り組む
宮司自ら、正しい坐り方の指導を致します。最初は、集中する事から始めます。そして過去の人生のページをめくりつつ、自分の心の奥底に封印していた辛い事、苦しい事、悲しい事などと向き合います。
そして、自我の殻を突き破り、『今あるべき自分』を見極めます。
二、語り合う
『人は人と関わる中でのみ磨かれる』という御教えのもと、 人生の課題について、日常生活において如何に実践できているか、なぜ難しいのか、参加者相互に存分に語り合います。他人の意見を受け止め、尊重し、自らの意見を述べる中から人生の貴重なヒントが得られます。
三、神様への御奉告
自らが行の中で気づいたこと、これから実践すべきことを、行の終わりに1人ずつ御神前で御奉告します。
これが神様の下で行われる、千勝神社の「行」の最大の特長です。御神前での御奉告は、自らへの大切な戒めとなり、神様から大きな御神力を頂くこととなります。
今の自分を客観的にみつめ、苦難や悲しみを乗り越えて、
喜びに満ちた実りある人生を送るために『志高行』はあります。
志高行心得
★「行」の目的は、己を見つめ、成長させ、魂を磨き高めることにある。その結果として、現在の悩みや苦しみを超越し、喜びのある人生を送ることを目指す。
★日常の仕事や家事を忘れ、ひたすら行に集中し、禁酒・禁煙・禁間食とする。
★「行」に参加している限り個人でなく、千勝神社の信者として、誰に見られても恥ずかしくない行動をとること。個人行動・私語等を慎み、各自が協力し合い、5分前行動、全体に迷惑を掛けぬよう勤めること。
実施要項
日時
平成30年10月27日(土)~28日(日) 一泊二日
行程
初 日 : 朝8時開始(準備済・時間厳守)~午後11時就寝(食事は昼食のみ、入浴あり)
二日目 : 朝4時起床~午後5時解散(食事は昼食のみ)
行の内容
祝詞奏上、坐行、水行、ディスカッション、指導者との個別相談、境内清掃などの外作業、御神前での御奉告(成果発表)等を行います。
食事は、昼食の素うどん、他ミカン2個と牛乳のみ(禁間食)。
開始から終了まで就寝時を除き、常に行衣と白肌着、白靴下を着用し、携帯電話は使用禁止です。
※祝詞奏上は行の根幹をなすものです。初心者の方は祝詞練習用コピーを貸し出しますので、必ず目を通し、奏上練習をしてからご参加下さい。
参 加 費
10,000円(参加当日にお納め頂きます。)
参加資格
崇敬会員以外の方は、①原則として月次祭に参列経験のある方で、②参加動機や健康状態などを総合的に審査の上、神社が参加を認めた方に限ります。 ※性別不問、定員先着20名。
持ち物
【男女共通】
行衣 (※お持ちでない方は1着1,500円で貸出し致します。購入の場合は1着10,000円。)
行衣の下に着用する白肌着(Tシャツ等)・ステテコ類、白靴下、汗ふき用白タオル、下着類、 ゴム草履(水行用)、水行用バスタオル、帽子(外用)、外用履物(スニーカー等)、洗面入浴用具・タオル類、 筆記用具・ノート類、寝間着類(※任意)
【男性のみ】
ふんどし (※お持ちでない方は、800円でご購入頂きます。)
【女性のみ】
水行用白衣・帯(ひもで代用可)、水行用白衣下に着る水着等(極端に派手でないもの)
(※白衣をお持ちでない方は、無料で貸出し致します。)
※志高行へのご参加には、当神社月次祭への参列が条件となります。
※月次祭参列経験が無く、10/27~28志高行へ参加希望の方は、9/17、10/1、10/17のいずれかの月次祭にご参列頂き、簡単なご面談の上、参加の可否を決めさせて頂きます。月次祭に参列希望の方、ご質問等は、お気軽に社務所までお問い合わせください。